先日2015年からオクタゴンに遠ざかっていたニック・ディアスが、来年MMAに復帰することを計画していると明らかになりました。
まだUFCへの復帰が正式に決まったわけではないものの、多くの選手がすでにディアスの復帰に注目しています。
今週末に試合を控えるタイロン・ウッドリーは『TMZ Sports』のインタビューでニック・ディアスについてコメントしました。
ディアスには長期間のブランクがあるものの、本人が望むなら出場するべきだと語っています。
「もし戦いたいなら戦えばいい。大きく鍛え上げることもテスト減量も必要ない。戦いたいなら契約を結んでオクタゴンに入るべきだ。彼が戦うかどうかだけで大きな話題になっている。彼の弟でさえ、復帰するのか?ってね。彼らは過剰な報道に値するよ。なぜなら彼らが戦っていた何年も前は、ほとんど報酬を得ていなかったからね。ネイト・ディアスがコナー・マクレガーと戦う前にどうだったか、公式記録を調べてみればいい。その2試合で稼いだ金額に比べれば、彼らが稼いできた金額は恥ずかしいものだ。だからそれを見ると、彼らが今でも十分な金額を稼げる状況にあるってことに敬意を示さないといけないね。でも彼が戦いたいのであれば戦えばいいよ」
またウッドリーはディアスについて、将来の殿堂入りに相応しい選手であると語っています。
「もし彼が復帰するなら、名前が知られている新たな選手が復帰するのは良いことだと思う。でももし彼が復帰しないならそれまでだ。私の考えだが、彼は殿堂入りするためにキャリアの中で十分なことを成し遂げたと思っているよ」
「彼は当初からヤバいヤツの一人だったから、殿堂入りに相応しいと思うね。殿堂入りした人たちの中には、世界タイトルを獲得したことがない人もいるし、非常に多くのカテゴリーがあるんだ。でも考えてみると、彼はストライクフォースからやって来た当時はあり得ないほどの評判だったし、殿堂入りを考えるときはそういったことも考慮しなければならないと思う。彼らはその組織を買収して、それらの試合の権利を購入したんだから、その称賛はそれに伴わなければならないと思うよ」
なおタイロン・ウッドリーは今週末のUFCファイトナイトのメインイベントで、コルビー・コビントンとのウェルター級マッチが決定しています。