元ベラトールライト級チャンピオンだったマイケル・チャンドラーは、今月UFCと契約し、早速10月24日に行われるハビブ・ヌルマゴメドフ対ジャスティン・ゲイジーのバックアップを務める予定です。
もしヌルマゴメドフもしくはゲイジーが出場できなくなった場合、代わりにチャンドラーが出場することになります。
UFCのライト級ではキャリア無敗のヌルマゴメドフがチャンピオンとして絶対的な強さを誇っており、ファーガソンに勝って暫定チャンピオンとなったゲイジーとのライト級タイトル統一戦を行うことになります。
チャンドラーはInstagramライブのQ&Aでヌルマゴメドフについて語りました。レスリングに自信を持つヌルマゴメドフですが、チャンドラーは自身のレスリングスキルの方が上回っていると自信を示しています。
「私の方が彼よりも優れたレスラーだと思うよ。彼のレスリングを軽視しているわけではない。彼はMMAで最も支配的なレスラーであることを示してきたと思う。後先考えずに前に出てきて、ケージに押し付けたり、抱え上げてダウンさせたりしてくる。マウントでもサイドガードでもハーフガードでも、どこでも危険な男だね。ただ私が知る限り、彼はディビジョンⅠのハイレベルなレスラーと戦ったことはないはずだ。ディビジョンⅠレスリングのオールアメリカンとは戦ったことがないだろう。高校生レスラーで総合格闘技に入って何年も前にレスリングをやめたヤツと、ディビジョンⅠレスリングのオールアメリカンに選出された私とは全く別物なんだよ」
「ハビブと対戦するときのゲームプランについては、彼は私にテイクダウンするつもりはないと思う。もし彼が私にテイクダウンしても、私を抑えるつもりはないだろう。彼と戦ってきた他の人たちとは違って、私なら彼をテイクダウンすることができる。ハビブ対アル・アイアキンタで見たように、テイクダウンができないと彼は少しずつ調子を落としていく。彼の頭の中に少しずつ疑念の種が植え付けられていくんだ。なぜなら彼は素晴らしい打撃を持ち合わせておらず、勝つためにはケージに押し付けたり抑え込んだりすることで、相手をイライラさせることができるかどうかが必要だって彼はわかっているからだ。テイクダウンを取られないこと、それがゲームプランだ。でもそれは誰に対しても同じゲームプランになるけどね。だから私はここにいるんだし、テイクダウンを取られないって言えるんだ。10月24日もしくはどこかでそれが見れるだろう。なぜなら私は近い将来タイトル戦でハビブ・ヌルマゴメドフと戦うことになるからだ」
また今回はバックアップになったチャンドラーですが、ヌルマゴメドフもゲイジーもどちらも欠場することは望まないと語っています。
「対戦相手は未定だよ。私は10月24日に行われるハビブ対ゲイジーのバックアップだ。彼らのどちらかが試合に出られないのは絶対に見たくない。それは彼らにとってもUFCにとっても良くないことだ。でもバックアップがいるのはいつだって良いことだし、それに私より他に相応しい男がいるだろうか?」