インタビュー・コメント

ホリー・ホルム「デ・ランダミーとの再戦も選択肢の一つ」

週末に行われたUFCファイトナイトのメインイベントでは、ホリー・ホルムがアイリーン・アルダナを判定で下して勝利しました。

近年では負けることも多かったホルムですが、これで1月のラケル・ペニントン戦の勝利に続いて2連勝となっています。

ホルムは試合後の記者会見で、昨年挑戦したためにすぐにアマンダ・ヌネスが保持する女子バンタム級タイトルに挑戦できないことは理解しつつも、チャンスを待ち続けて頑張っていくと語りました。

「これからもハードワークを続けていくつもりだ。それが私のやるべきことだよ。(アマンダ・ヌネスは)現在たくさんの仕事をこなしていて、別の試合が予定されていることはわかっている。タフな選手が何人か控えているからね。バンタム級には常にたくさんの選手がいるし、あまり難しいことには目を向けないようにしているよ。チャンスを待って次の試合に臨むつもりだ。いかなる場合でも全身全霊を込めて再び戦うよ」

同じく今回のイベントでは、バンタム級ランキング1位のジャーメイン・デ・ランダミーがジュリアナ・ペーニャを第3ラウンドサブミッションで下しました。

ホルムとデ・ランダミーは2017年のUFC208で一度対戦して、判定でデ・ランダミーが勝利してフェザー級タイトルを獲得したものの物議を醸した試合でした。

ランキング2位のホルムは再びデ・ランダミーと対戦する可能性もあると示唆しています。

「それは間違いなく選択肢の一つだね。おそらくみんな再び戦うかもしれないって思っているだろうし、どうなるかはいずれわかることだ。今後どうなっていくか様子を見てみよう」

一方的な試合展開となって判定勝ちしたホルムでしたが、これまでの試合と比べて良かったとしながらも、完全に満足できるものではなかったと語っています。

「接戦にはならず圧倒的なパフォーマンスができて気分よく感じているよ。これまでの試合では殴り合いになったりクリンチをしたりしてきたが、今回の試合ではそういったことがなかったし、全てを上手くこなして多才な選手になろうとしているんだ。今夜はそれがたくさんできたと感じたけど、もちろんもっとやっていきたいと思っているよ。ここに来ることができたのはチームが犠牲を払ってくれたからだと思うし、私はただただ試合がしたくて、最善を尽くさずに時間だけが過ぎていくのがイヤだったんだ。でもやるからにはケリをつけないと。25分間戦うことができたんなら、少なくとももっと何かした方がいいよね」