週末に行われたジェシカ・アンドラージ対ケイトリン・チョケイジアンは、アンドラージが第1ラウンドTKOで勝利しました。
これまでバンタム級、ストロー級で戦ってきたアンドラージでしたが、今回はフライ級で勝利したことでUFC女子3階級で勝利を挙げたことになります。
いきなりランキング1位のチョケイジアンに勝ったことで、今後はチャンピオンのヴァレンティーナ・シェフチェンコとのタイトル戦も期待されます。
アンドラージは試合後の記者会見で、UFCはまだ女子フライ級ができたばかりであることから、自分がフライ級の中心になって盛り上げていくつもりだと語りました。
「ヴァレンティーナとは戦えると思う。他の組織ではすでに行われていることだから、私がこの階級で誇示して違いを生み出すことになると思うよ」
シェフチェンコは11月のUFC255でジェニファー・マイアとの防衛戦が決定しています。
アンドラージはこの試合のバックアップのために準備をするとともに、他の階級でも戦うつもりだと語っています。
「間違いなく準備しておくつもりだよ。もし必要ならそのときが来たら出場することになるだろう。バンタム級やフェザー級でも、他のどの階級でも準備は出来ているよ。これほど満足に感じたことはなかったし、今夜は本当に良い気分だったね」
挑戦者のマイアとアンドラージはUFCに入る前の2012年に一度対戦しており、そのときはマイアが判定で勝利しています。アンドラージはそのときからお互いに成長しているとし、どちらであっても戦うことに興味を示しています。
「UFC以前に戦ったことがあって彼女には負けているから、そうなれば面白いだろうね。私もジェニファーもかなり上達しているからそこが重要だよ。この階級には意味のある試合がたくさんある。ヴァレンティーナとも、ジェニファー・マイアとも戦う意味があるし、そういった試合がこの階級に加わるのは良いことだね」
「どこでも戦うよ。ジェニファー・マイアとヴァレンティーナが戦うために、UFCは私に他の試合をさせることを望んでいるかもしれない。でも私はこの階級でムーブメントを起こすつもりだ。それこそこの階級が必要としているものだし、少しずつかき回していかないとね」