インタビュー・コメント

ヌルマゴメドフ「マクレガー対ポイエーはライト級で戦うべき」

来年1月にはコナー・マクレガーとダスティン・ポイエーは両者とも戦うことですでに合意しており、試合日も1月のペイパービューになることが予想されています。

ところが最近マクレガーのコーチであるジョン・カバナは、この試合がライト級ではなくウェルター級で行われる可能性を示唆しました。

今週末に防衛戦を控えているライト級チャンピオンのハビブ・ヌルマゴメドフは、マクレガー対ポイエーの勝者が今後タイトルに挑戦する可能性を認めました。

しかしもし彼らがライト級タイトルに挑戦したいのであれば、マクレガー対ポイエーも同じライト級で行われるべきだと主張しています。ヌルマゴメドフは『TSN』のインタビューで次のように語りました。

「今はそう感じているが、(もしタイトルに挑戦したいなら)ライト級で戦わなければならない。もし彼らがウェルター級やミドル級で戦うのであれば、これはライト級のコンテンダーマッチではなくなる。もしベルトを争うライト級のコンテンダーになりたいのであれば、ライト級で戦う必要がある。私が『ライト級チャンピオンだが、ウェルター級で戦わせてくれ。ジャスティン・ゲイジーとウェルター級で戦おう』って言ったらどう思うか?同じことだよ。ライト級のタイトルが欲しいなら、ライト級で戦うべきだ」

ヌルマゴメドフは試合の条件を一方的にマクレガーが決めていることに不満を示し、ポイエーも意見を言うべきだと主張しています。

「なぜダスティンは弱さを見せているのか理解できない。これは私の考えだけどね。言いたいことは言わないといけない。彼は行動するべきだ。彼らは彼に戦うことを求めた。コナーはお金を寄付すると言った。彼はどこでもいいと言っていたが、ダスティンはライト級の選手だ。ウェルター級の選手ではない。なぜ170ポンドで戦うのか?今後タイトルを狙うのなら、155ポンドにしてライト級で戦わないといけない。これはあくまでも私の考えだけどね。どうなるかいずれわかることだよ」

またUFC254では、メインイベントのバックアップとして元ベラトールチャンピオンのマイケル・チャンドラーが務めています。

ヌルマゴメドフはバックアップを務めるチャンドラーに感謝した上で、もしタイトルに挑戦したいのであれば、UFCで結果を残すべきだと語っています。

「マイケル・チャンドラーと戦うのに私のレスリングを使う必要すらないと思っているよ。彼がアブダビに来たのは知っているが、ここに来て体重を作ってそのまま帰るつもりだろう。マイケル・チャンドラーには感謝しているよ。そしてそのまま帰って他のファイターと戦えばいい。彼は他の団体で2試合前に負けているから、UFCではハイレベルなチャンピオンシップファイターではない。ベラトールではフェザー級の選手に敗れてノックアウトされているからね。彼はもっと自分を高める必要があるし、UFCのトップ5にいる選手と戦って世界タイトルに相応しいことを示さなければならない。彼について話すのはそれからだよ」