UFC257のメインイベントでは、コナー・マクレガーがダスティン・ポイエーに第2ラウンドTKOで敗れました。
ポイエーのカーフキックに苦しめられたマクレガーは松葉杖をついて記者会見に臨み、試合を振り返って次のように語っています。
「上手くいっていると思っていた。クリンチになっても彼より優れているから大丈夫だと感じていた。でもあまりに遅すぎたね。足が悪くなっていたし、適応することができなかったんだ」
「できる限り耐え抜こうと思っていた。でも尋常じゃなかったね。何度も足を上げたと思っていたが、ひどいダメージになってしまった。あとはダスティンのディフェンスもしっかりしていたよ。俺が前に出て攻撃したときも、彼はしっかりとディフェンスをしていた。彼は素晴らしい試合をしていたし、俺も満足しているよ」
「ダスティンのパフォーマンスは素晴らしかった。何と言っていいかわからないね。戻ってから冷静になって試合を見て理解を深めるつもりだよ。でも足が悪くなっていたし、少し攻撃を急いでしまっていた。適応できなかったね。辛抱するしかないことだ。自分がそこまで動揺しているのかどうかもわからない。何と言っていいかわからないね」
またUFC257のメインイベント終了後にライト級チャンピオンのハビブ・ヌルマゴメドフはTwitterで反応しました。
This is what happened, when you change your team, leave the sparring partners who made you a champion and sparring with little kids, far away from reality.
— khabib nurmagomedov (@TeamKhabib) January 24, 2021
誰に対して言ったのかは言及しなかったものの、「チームを変えたことで起こったことだ。お前をチャンピオンにしたスパーリングパートナーから離れて若造とスパーリングをしたところで現実は程遠いんだ」とコメントしています。
このコメントに対してマクレガーは反論しており、非難するなら復帰して戦うべきだと主張しました。
「チームは最初から俺と一緒だった。俺は何も変えていない。マスクの裏には選手を尊重する個性があることは間違いない。何だって構わない。彼は何をしたいのか?復帰したいのかそうじゃないのか?彼にはスローイングもレッグキックもない。スタイルが試合を作るんだ。全ての試合は違うものだ。だからこそ多くの人は名誉にしがみつこうとする。しかし俺はそんなことはしない。連勝していようと連敗していようと関係ない。全て相手が違えば試合も違う、ただそれだけだ。ダスティンのスタイルが今日の試合に活かされていた。彼には耐久性もあって、経験があるし、レッグキックも得意なんだ。適応して続けていきたいね」
「もし彼が無礼な発言をしたいなら、復帰してまた戦おうぜ。受けて立つよ。復帰するなら早く復帰しろ。やってみろよ。それだけだね」