3月13日のUFCファイトナイトのメインイベントで予定されていたレオン・エドワーズ対カムザット・チマエフの試合は、チマエフがCOVID-19の合併症になっていることから3回目の中止となりました。
これまではエドワーズ対チマエフにこだわってきたUFCでしたが、今回は新たな対戦相手を用意する考えがあるようです。
UFCのダナ・ホワイトは、UFC258の公式計量後のメディアスクラムで、エドワーズ対コルビー・コビントンの実現に向けて動いていることを明らかにしています。
「カムザットの欠場が起きたことで今何をすべきか考えると、コルビー対レオンに取り組んでいるよ。その試合の勝者が次にウスマンと戦うことになる」
ホワイトはチマエフの回復が長引いていることについて、適切な医療を受けなかった可能性を指摘しています。
「彼はおそらくやるべきことをしていなかった。最高の医療を受けていなかったんだろう。彼をここに連れてきてちゃんとした医者に診てもらって治療を受けさせてから、その後で再び組むつもりだよ」
コビントンは以前ホルヘ・マスヴィダルとの対戦が噂されていたものの、最終的に実現することはありませんでした。
ホワイトは、チマエフとの試合を受け入れてきたエドワーズを優先して、ランキング上位のコビントンとの試合を実現させる意向を明らかにしています。
「(エドワーズ対コビントンは)今のところ理にかなった試合だ。他の誰もやりたがらないランキング15位の凶暴なヤツとの試合をレオンは受け入れたんだ。しかし試合はなかなか決まらず、それが彼の身に起きていたことだ。レオンは次に進まなければならない。敬意を示すために相応しい試合を組んで、彼にはこれまでやってきたことを発揮して欲しいね。彼には適切な試合をやらせるよ」