インタビュー・コメント

オルテガ「タイトル獲得後にホロウェイとの再戦したい」

3月27日のUFC260では、アレクサンダー・ヴォルカノフスキー対ブライアン・オルテガによるフェザー級チャンピオンシップが行われます。

当時無敗だったオルテガは2018年12月にチャンピオンだったマックス・ホロウェイに挑戦したものの、ドクターストップで敗れることになりました。

そして昨年10月にジョン・チャンソンに勝ってタイトル挑戦を決定しています。

オルテガは『ESPN』のインタビューで、もしヴォルカノフスキーに勝ってタイトルを獲得したとしても、ホロウェイに勝つまではチャンピオンとしての気分に浸ることはできないと語りました。

「最近そのことをよく考えるんだ。勝利してチャンピオンになったとしてもこの男には負けたんだからね。やり返さなければ100%チャンピオンとしての気分にはなれないだろう。彼が最初の敗北を与えたことは決して変わることはない。だからこそヴォルカノフスキーからタイトルを獲得できるのは素晴らしいことだ。誰が何と言おうと、この男はマックスに2回も勝ったんだからね」

「もちろんチャンピオンになってやるべきことを達成したと言えたら素晴らしいことだ。このベルトを手に入れなければならないと自分に言い聞かせてそれを成し遂げたわけだからね。おめでたいことだ。でも今度はマックスが頭をよぎる。俺はファイターだ。確か彼は(ヴォルカノフスキーに対して)『君は一度俺を倒したが、俺はもう一度君と戦いたい。2回やられたら80回戦って君を倒したい』と言っていた。これは私と同じ気持ちだよ。20回やってダメなら21回目に挑戦する。まだ何かを求めているんだ。頑固、競争心が強い、言い方はいくらでもあるが、俺の中にその気持ちが燃え上がっていて、それがジムでの向上心につながっているんだよ」

またオルテガはチャンピオンのヴォルカノフスキーに対して過小評価しているわけではないと主張しています。

「彼はとてもテクニカルな選手だと思う。彼が試合に臨むときの動きやチャンスの作り方、ラウンドの勝ち方など、自分がやるべきことをきちんとこなしていて見本になる。そして相手がペースを握ろうとしたときにそれを止める方法もわかっている。だから彼は興味深い存在なんだ。これからいよいよこのパズルを解読していくことになる。何が起こるかは誰にもわからないだろう?彼のパンチを受けて彼とオクタゴンでの戦いを感じなければならないが、それは楽しみにしていることでもあるんだ」