UFC260でスティーペ・ミオシッチに勝利してヘビー級チャンピオンとなったフランシス・ガヌーは、試合後に早速ジョン・ジョーンズが対戦に興味を示しました。
しかしその後ジョーンズはTwitterでUFCに対して不満を示し、金銭的な交渉が上手くいっていない可能性があります。
ガヌーは『TMZ』のインタビューで、ジョーンズもこの試合をやりたがっているだろうとし、金銭的な交渉が上手くいっていないことについても理解を示しています。
「ジョン・ジョーンズはこの試合をやりたがっていると考えている。なぜならこの試合はメガファイトになるからだ。彼は長い間チャンピオンとして活躍してきたけど、彼のキャリアの中でも最大の試合になるかもしれないし、俺のキャリアの中でも最大の試合になると思う。彼はレガシーに残すためにもこの試合が実現することを望んでいると信じているよ」
「交渉について言うと、確かに彼は大金を求めていて『show me the money』と言っていたが、それは理にかなっていると思うね。メガファイトなら誰だって大金を手にしたいと思うだろうし、それは俺だって同じだ。高い報酬をもらいたいし、他の選手だってみんなそう思っているはずだ。理不尽なことは何もない。全て普通のことだよ。誰だっていつか大金を手にするためにやっているだろう。いざビッグファイトの日がやってくると、欲しかったものが手に入ったと思うものだ。だから俺は大金を手に入れられると信じてやっているし、それなら彼も戦うことになるだろうね」
ミオシッチを相手に第2ラウンドでノックアウト勝利を収めたガヌーでしたが、ジョーンズとの試合は別のものになるとし、スキルアップにさらなる磨きをかけるつもりだと語っています。
「スティーペからのテイクダウンを一度ディフェンスしたからといって、スティーペとの試合と関連付けてジョン・ジョーンズを軽視することはできないね。ジョン・ジョーンズは異なるアプローチやバランスを持っているかもしれないし、その罠に自分がはまらないようにしないとけいない。このトレーニングキャンプでは自分のレスリングや戦闘力に磨きをかけるつもりだ。土曜日の夜には良いパフォーマンスを見せて勝利を収めたが、あの試合をみると、修正してもっと良くなる点がまだたくさんあったからだ」
ジョーンズがどれだけ体を大きくしても、自分が圧倒的に有利だとガヌーは考えています。
「ジョンに伝えたいのは真剣に準備をして頑張るべきだってことだね。なぜなら彼は人生で最大のチャレンジをすることになるからだ。俺は他のヤツらのように彼と戯れることはない。これまでと違う感じになるだろう。彼はどんなに体重を増やしてもかまわないが、だからといって俺の強さやパワーが減るわけではないんだ」