インタビュー・コメント

ヴォルカノフスキーがTUFとオルテガ戦について語る

先月のUFC260でヴォルカノフスキー対ブライアン・オルテガのフェザー級チャンピオンシップが行われる予定だったものの、イベント直前でヴォルカノフスキーがCOVID-19に陽性となったことから試合は延期されました。

その後両者はジ・アルティメット・ファイターでコーチ約を務めることになり、今後再戦することが濃厚となっています。

ヴォルカノフスキーは『Helen Yee』のインタビューで、コーチ役の話は突然持ちかけられたものだとし、全く予期していなかったと語りました。

「どうやって帰ろうかと考えていて、検査が陰性になるのを待っていたんだが、その間にTUFハウスの情報を知ったんだ。そしていつの間にか決まっていて、ここに留まることになったんだと思う(笑)。楽しくなりそうだし、出るのが待ち遠しいよ。カメラの前にいるのが好きだから、4週間でも5週間でもどんなに長くてもいいから良いものにしたいね。楽しみにしているよ。もちろん多くの学びがあるだろうし、とにかく待ちきれないね」

「正直なところ、(TUFが)再開される話は聞いていたけどあまり深くは考えていなかった。トレーニング中はそのことで頭がいっぱいだし、COVIDのこともあってどうやって帰ろうかと悩んでいたところに、彼らがそれを持ちかけてきたから『なんてこった』って感じだったね。予想していなかったし、完全なサプライズだったよ。このようなことがあってもポジティブに考えて、常に前を向いていれば最後には全て上手くいくと思ってきたけど、まさにその通りになったね。だからここに留って楽しむつもりだし、この過程を最大限に活用するつもりだよ」

ヴォルカノフスキーはこれまでマックス・ホロウェイを相手に2勝しているものの、前回の試合は接戦だったことから、現在でも再戦の話題が出ています。

ヴォルカノフスキーはいずれホロウェイと再戦する可能性があるとしながらも、今はオルテガ戦だけに集中していると語っています。

「今はオルテガ戦に集中しなければならないからそれは重要ではないんだ。オルテガに相応しい敬意を払わなければならないが、同時にインタビューを受けるたびに当然ながらそのことを聞かれるし、みんなはまだそのことを話題にしている。だからみんなあの試合を望んでいるし、常にビッグファイトになる試合だ。私はいつも誰に対しても恐れないと言っている。彼のとの対戦成績は2勝0敗だが、前回の試合は接戦だったし、みんなはもう一度見たいと思っているからきっと実現するだろう。今はオルテガ戦のことを気にかけているが、それが実現してUFCがお金をちゃんとしたお金を投じてくれれば、私たちもお金を稼ぐことができて、あの試合を実現させることができるだろう。でも今はオルテガのことだけに集中しているよ」