インタビュー・コメント

マスヴィダル「ウスマンを倒す準備は出来ている」

今週末のUFC261のメインイベントでは、カマル・ウスマン対ホルヘ・マスヴィダルによるウェルター級チャンピオンシップが行われます。

昨年のUFC251ではマスヴィダルが1週間前に試合が決定して出場したものの、ウスマンに判定で敗れることになりました。

マスヴィダルは『ESPN』のインタビューで今回の再戦について、約1年ぶりに満員での観客の中で行われるイベントに興奮していると語りました。

「まずは光栄なことだと言っておくよ。日常に戻って満員のイベントの中でヘッドラインを務められるのは歓迎だよ。とても光栄なことだし、生活が元通りになるのはとても素晴らしいことだね」

今回は前回とは異なり準備期間があり、マスヴィダルははるかに良い状態に仕上がっていると語っています。

「通常試合までに適切な期間なら7~9ポンドを減量するし、今回も同じように減量をしている。でも前回はそうではなく20ポンドくらいだったね。興奮しているし、ヤツを倒す準備は出来ているよ。最初から最後までバイオレンスな試合になりそうだ。彼は臆病者以外の何物でもない。一線を超えたことをたくさん言ってきた。やってやろうじゃないか。どっちが真の男なのか見極めてやろう」

ウスマンは2月にギルバート・バーンズを相手に第3ラウンドノックアウトで勝利しましたが、マスヴィダルはウスマンとの再戦でノックアウトする自信を示しています。

「彼と前回25分間戦ったが一度もよろめくことはなかった。彼があごをヒットさせることは一度もなかったし、当てられたくはなかった。かなり疲労困憊していると通常にヒットした時と比べて3倍のダメージになるんだ。疲れているときに誰かに殴られるともっとひどい状況になっている。でも彼は当てることもなければ、かち割るようなこともしない。今回彼は誰を相手にしているんだ?前回の試合で彼が殴ったのはブラジリアン柔術の選手(バーンズ)で、その前にあごを折ったのは弱いレスラー(コビントン)だ。彼らは石でできたような選手ではない。(拳を見せて)これで生計を立てているような連中ではないんだ。彼が殴ったは『抱きしめさせてくれ』って言って生計を立てているようなヤツらだ。俺はそんな風に戦わないし、そんな風にお金を稼いでいるわけでもない。みんなが俺にお金を払ってくれるのは、みんなが望むもの、つまりバイオレンス以外の何物でもないエンターテインメントを提供しているからなんだ」