先月のUFC260で新ヘビー級チャンピオンになったフランシス・ガヌーは、タイトル防衛戦の相手としてヘビー級転向を示唆しているジョン・ジョーンズが期待されていました。
ところがUFCとの交渉が上手くいかなかったことから、ガヌー対ジョーンズは暗礁に乗り上げています。
UFCのダナ・ホワイトは『The Bill Simmons Podcast』の中で、ガヌーの防衛戦の相手はデリック・ルイスになる可能性を示唆しました。
「我々はジョンとともに仕事をしようと思ったが、現実的にはデリック・ルイスこそがタイトル戦に相応しいから最終的には前に進まなければならない。デリック・ルイスはフランシス・ガヌーを破っており、ここ数戦は好調でトップ3にランクインしていると思うが、タイトル戦に値する選手だ。実現するべき試合だよ。我々はただ自分たちの仕事をこなしていくだけだ。ジョンは準備ができたら我々に知らせてくれるだろうね」
ホワイトはジョーンズが求める金額が高額であることから、ペイパービューのシェアにするべきだと主張しています。
「契約で彼は3000万ドル(約32億円)を保証するように求めてきた。この仕事でのやり方はペイパービューをみんなで分け合うものだ。彼がこの試合での利益をシェアすることになれば、話は前に進むことになる。それがこのビジネスを運営する方法であり、破産しない方法でもあるんだ」
またホワイトはUFCミドル級チャンピオンのイスラエル・アデサンヤの相手として、ロバート・ウィテカーではなくマービン・ヴェットーリが有力候補であると言及しています。
ウィテカーは先週ケルヴィン・ガステラムに勝利したものの、アデサンヤとタイミングが合わないことからヴェットーリが先に挑戦することになるようです。
「土曜日の夜に試合をしたばかりのウィテカーは、イスラエル・アデサンヤが戦いたい時期に戦う準備が出来ていないようだから、おそらくマービン・ヴェットーリが最初に戦うことになるだろう」
「コナーはヨーロッパを燃え上がらせた。UFCを知らなかった人もコナー・マクレガーのおかげでUFCを知ることになった。彼もイタリアのために貢献してくれるだろう」