UFC261のメインイベントでは、カマル・ウスマンがホルヘ・マスヴィダルを第2ラウンドでノックアウト勝利を収めました。
これでUFCでの戦績は14勝無敗で、4度目のタイトル防衛に成功しています。
試合後の記者会見でUFCのダナ・ホワイトは、観客が応援しようとブーイングをしようと、ウスマンが史上最高の選手になる道を歩んでいると語りました。
「誰もが納得できると思うが、みんなが彼をどう感じようと、今夜ブーイングを受けていようと、これまでで最高の選手の一人だ。おそらく史上最高の選手になる道を歩んでいる。つまり彼は間違いなくカッコイイ。出場するたびに良くなっているよ」
「もし彼の試合がつまらないと思っているならバカだ。しばらくの間、彼はつまらない試合をしていない。彼が変わったのは、『今夜は30%しか出さなかった』と言った後だ。その試合(ハファエル・ドス・アンジョス戦)以降、彼は別人になったんだ」
ホワイトはウスマンの次の防衛戦の相手として、コルビー・コビントンになる可能性を示唆しています。
ウスマンはすでに2019年12月のUFC245でコビントンに勝利しています。
しかしウスマンとコビントンの両者とも戦うことに興味を示しているようです。
「これは組むべき試合だね。彼は世界No.1コンテンダーだ。ウスマンは彼がバックアップになることを望んでいなかった。彼はマスヴィダルと戦った後に、再びキャンプを行ってコビントンと戦うつもりだと言っているんだ。彼らを周回遅れにするつもりだってね」
ホワイトはマスヴィダルに2回勝利したことと、そして今後コビントンにも2回勝利することで、ウスマンが世界最高の選手であると証明するものになると語っています。
「現時点で世界最高と評されている選手たちを2回も説得力のある勝ち方によって倒すことで、彼は自分のレガシーを確固たるものにするだろうが、それは彼がいつか手にするであろうレガシーにとったら一部にしか過ぎないよ」