9月25日にラスベガスで開催されるUFC266では、ニック・ディアス対ロビー・ローラーが行われます。
約7年ぶりにオクタゴンに復帰するディアスですが、2004年のUFC47で一度ローラーと対戦しており、この試合は第2ラウンドノックアウトで勝利しました。
前回敗れてしまったローラーは『MMA Junkie』のインタビューで、その結果を引きずることなく今回は新たな気持ちで戦うと語りました。
「過去に何があったかは関係なく、何もなかったかのように17年後の現在に彼と戦って勝つことができると考えているよ。当時の我々は非常に若かった。彼は私に挑んできて良い打撃を打ち込んできたから、あの日は自分にとって良い夜にはならなかった。あれから私は大きく成長したし、彼もスキルを向上させた。前回とは別の試合になるだろうね。同じ対戦相手だけど少し異なるものだよ」
通常UFCではタイトル戦もしくはメインイベントのみ5ラウンドマッチになりますが、今回はどちらにも該当していないにもかかわらず、5ラウンドマッチが予定されています。
ディアスは2015年1月以来となるオクタゴン復帰となりますが、ローラーはディアスがその間もコンディションを整えていたとし、以前と比べて能力が低下していることは考えていないと語りました。
「彼はずっとトレーニングを続けていると思う。彼は手を出したり弟の手助けをしたりするのが好きなんだ。ボクシングだけでなく柔術も得意としている。彼はコンディションを整えて私をぶっ飛ばそうとしてくるだろう。体を仕上げて25分間戦える準備をしてくると思うね。それが彼のやり方なんだ。彼はペースを上げるのが好きだ。25分間戦いきれるだろうね」
「エキサイティングな試合になると思う。ニックはいつも試合では相手をイライラさせようとする。本当に優れたカウンターパンチを持っている。体も仕上がっているだろう。グラウンドゲームも得意だし、立ち技も上手いから全てをこなすことができる。試合に向けて準備をしてくるだろう。だからこそ自分も鋭い動きの中で攻撃を仕掛けるようにしていかないといけないね」